生還できるのは「ショウヘイしかいない」 同点逃すも…フリーマンが寄せる絶大な信頼
大谷翔平はツインズ戦で本塁突入を狙うもアウト判定に
■ツインズ 3ー2 ドジャース(日本時間11日・ミネソタ)
ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で出場。1点を追う7回に本塁で刺された積極走塁について、フレディ・フリーマン内野手が、あの状況で生還できるのは「ショウヘイしかいない」と“フォロー”した。
大谷は2-3で迎えた7回1死一塁の第4打席、二ゴロで併殺崩れで一塁に残ると、3番のフリーマンの右翼線二塁打で一気にホームを狙った。ボールは右翼のアレックス・キリロフ外野手、カルロス・コレア内野手と渡り、クリスチャン・バスケス捕手が滑り込む大谷にタッチした。
スピードを生かした“同点生還”で、球審のセーフ判定に大谷も手を叩いて喜んだが、リクエストでアウトに覆った。
二塁打を放ったフリーマンは地元ラジオ局「AM570 LAスポーツ」の「完璧な送球でなければショウヘイは得点できたと思いますか」との質問に「ああ」と即答。「特にコレアの送球。私は強い打球をフィールドで一番(飛距離の)短いところに打った。なので、得点できるとしたらショウヘイしかいない。2アウトだから、もちろん状況的に(回るには)いい場面だ。彼らはいいプレーをした」と、大谷だからこその本塁突入だったと“信頼感”を示していた。
フリーマンの打球は右翼ポール付近まで転がっていた。米スポーツ局「ESPN」の情報によるとターゲット・フィールドの本塁から右翼ポールまでの距離は328フィート(約100メートル)で、左翼の339フィート(約103.3メートル)よりも“近い”形状となっている。
(Full-Count編集部)