「直球唸ってる」 新天地で覚醒気配…キレキレの吉田輝星が「まるで別人だな」
7回から登板、1回無安打無失点2奪三振で3ホールド目を挙げた
■オリックス 2ー1 楽天(11日・京セラドーム)
オリックスの吉田輝星投手は、11日に本拠地で行われた楽天戦で1回無安打無失点、2奪三振の快投で3ホールド目をマークした。昨季本塁打王の好打者・浅村を直球で見逃し三振に封じ、ファンを「とにかく球のノビがすげぇ」「浅村があんなあっさり見送るとは、球キレてるのか」「なんかまるで別人だな」と驚かせている。
1-1の7回から登板した吉田は、浅村を最後は141キロの直球で3球三振。阿部はスライダーで空振り三振とすると、岡島を投ゴロで、わずか11球で役目を終えグラブを叩いて吠えた。
金足農3年時の夏の甲子園で準優勝し“金農フィーバー”の中心にいた吉田は、2018年ドラフト1位で日本ハム入り。2022年に51試合に登板したが、昨季はわずか3登板に終わり、オフにトレードでオリックス入りした。プロ6年目の今季、新天地では5試合で防御率1.93と躍動している。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「140キロ前後のストレートが唸ってるのカッコいいぞ」「スピードガン以上に速く見える!」「球持ちとかキレが抜群なんだろうな」「隠しきれないスター性がまぶしいよ」「ちょっとずつ落ち着きと図太さが出てきてる。このまま駆け上がれ!」などのコメントが寄せられた。