水原容疑者は「大谷に連絡できない」 保釈金380万円以外にも…課せられた多くの“条件”
次回は5月10日に罪状認否に臨む予定
ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者が12日(日本時間13日)、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。保釈保証金2万5000ドル(約383万円)で保釈が決まったが、ほかにもさまざまな条件がついた。
水原元通訳は上下黒色のスーツに足かせをつけて登場。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「彼は許可なしにカリフォルニアの中心地区を離れることはできない。オオタニに連絡もできない。ギャンブル依存症プログラムを受けなければならない」と説明した。
さらにパスポートの返上を命じられ、ギャンブルやカジノ施設に入ることも禁止。大谷と連絡を取らないように指示を受けた。またマリア・オーデロ裁判官が「ミズハラがギャンブル依存の治療を目的とするプラグラムに出席し、雇用を求めるように命じた」とも伝えた。
米連邦検察当局は11日(同12日)に水原氏を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとしている。次回は5月9日(同10日)、罪状認否に臨む予定だ。
(Full-Count編集部)