61億円入った大谷翔平の口座…開設は水原容疑者が同行 “副収入”は別口座か、米報道
NBCスポーツ「スポンサー契約から生まれた収入は異なる口座に」
ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者が12日(日本時間13日)、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し、保釈金2万5000ドル(約383万円)で保釈が決まった。
米連邦検察当局は11日(同12日)に水原元通訳を銀行詐欺容疑で訴追したと発表。大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとしている。12日(同13日)に司法当局に出頭していた。
米メディア「NBCスポーツ」は、大谷がメジャーに挑戦した2018年頃、アリゾナにある銀行に水原元通訳が同行し、口座開設の手伝いをしたことを伝えた。「その口座には彼(大谷)の野球で得た給与が預金されていた。オオタニのスポンサー契約から生まれた収入は、異なる口座に送られたと調査員らは考えている」と説明する。
これを受け、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「オオタニが野球選手としてプレーして得た給与が預金されたのが、その口座だ。オオタニはエンゼルスでの6年間で4000万ドル(約61億3000万円)近くを得ていた」と指摘した。
(Full-Count編集部)