水原容疑者、解雇後は即LAへ飛んだ 米紙が“足取り”を詳報…大谷翔平の電子機器も調査
空港での聞き込みは拒否も「情報の宝庫と呼べるものへのアクセスを許可した」
銀行詐欺容疑で訴追されたドジャース大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者について、連日さまざまな情報が報じられている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は13日(日本時間14日)付の記事で、日本時間3月20日の韓国開幕戦後に解雇となった水原容疑者の動きを詳報した。
水原容疑者は、同戦後にロッカールームで「私はギャンブル依存症だ」と選手やスタッフに告白。その後、大谷には口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したことなどを打ち明け、その日のうちにドジャースから解雇された。
同紙によると、水原容疑者は解雇されてからすぐにロサンゼルスに戻り、空港で待っていた捜査員と会った。「彼は聞き込みに従うことを拒否したものの、その捜査員たちに情報の宝庫と呼べるものへのアクセスを許可した。その情報は、捜査において重要であることを証明するであろうものだった」。水原容疑者は、携帯を調べることには応じたという。
また、大谷も韓国からロサンゼルスに戻った際に電子機器の調査を要求され、これに応じたとされる。「彼(大谷)は捜査員たちが(大谷が所有する)電子機器へアクセスできるようにした」と伝えられている。
11日(同12日)に米連邦検察当局に訴追された際には、供述書のなかで水原容疑者と胴元マシュー・ボウヤー氏のメッセージのやりとりが明らかとなっていた。
(Full-Count編集部)