大谷翔平だけの“刻印”に「変なことを」 176本にリーチで…ダルビッシュがジョーク

ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ドジャース戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ドジャース戦に先発し、大谷を3打数無安打2三振に抑えた

■ パドレス 6ー3 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手が14日(日本時間15日)、敵地・ドジャース戦に先発し、5回3失点で今季初勝利はお預けとなった。日本人歴代最多となる176本塁打がかかっていたドジャース・大谷翔平投手との対戦は3打数無安打2三振。“記念球”に対し「1回見たら数字とアルファベットが書いていて、ドジャース変なことやっているんじゃないかと」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。

 大谷は12日(同13日)の同カードで、今季4号ソロを放ち、松井秀喜氏に並ぶ日本人歴代最多となる通算175本塁打となった。更新する176本目に期待がかかっていた。メジャーリーグでは、メモリアルアーチがかかった打席では刻印の入ったボールを使用することがある。

 大谷の対戦は、空振り三振、三飛、空振り三振でダルビッシュに軍配が上がった。「それ(歴代最多を更新すること)もわかっていましたし、だからこそ思い切り、勝負したかった」と振り返った。三飛に仕留めた2打席目終了後に「ボールばかりで申し訳ない」と謝罪したという。「もっと気持ちよくストライクゾーンにどんどん行きたかったですね」と反省した。

 パドレスは今季「Beat LA!」に躍起になっている。ダルビッシュは「ドジャース、ドジャースと思っていたところが、やっぱり大谷くんと対戦するところであったりとか、すごくモチベーションを感じているところなので、それが結果になっている」と分析した。

 日本が誇る両雄の対戦は1打席ごとに速報で報じられ、日米で大きな注目を浴びている。「やっぱり大谷くんが来ると、日本にいた時をちょっと思いだすというか。個々の対決の楽しさを思い出させてくれるかなと思います」と感謝した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY