大谷翔平もランクイン…剛腕に次々起こる“悲劇” 「7/9」の負傷離脱に「これは酷い」
昨季の直球の平均球速ランキングで…トップ9人中7人が離脱
メジャーリーグでは今季、各球団のエース級投手が相次いで故障や手術を余儀なくされている。昨年9月に右肘手術を行い、投手としては全休予定のドジャース・大谷翔平投手もピッチクロックの影響について「間違いなく負担は増えている。それは間違いないですね」と言及していたが……。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が驚きの表を公式X(旧ツイッター)にアップした。
同社が公開したのは、メジャーリーグの先発投手で500球以上フォーシームを投げた投手の平均球速トップ9位。1位はボビー・ミラー投手となっており、大谷も8位にランクインしている。その中で2位のレッズのハンター・グリーン投手、5位のオリオールズのグレイソン・ロドリゲス投手以外には赤字でバツ印がつけられている。
バツ印の説明はなされていないが、共通点はいずれも故障中であること。1位のミラーは13日(同14日)に右肘の炎症で負傷者リスト(IL)入りした。3位のサンディ・アルカンタラ投手、4位のエウリー・ペレス投手(ともにマーリンズ)、7位のシェーン・マクラナハン投手(レイズ)は昨季から今季にかけてそれぞれトミー・ジョン手術を受けた。
他にも6位のスペンサー・ストライダー投手(ブレーブス)は右肘の尺側側副靱帯を内部固定具で修復する手術で今季絶望。ゲリット・コール投手もトミー・ジョン手術は回避したが、右肘の炎症で今季は未だ公式戦で登板はない。
剛腕が次々と離脱する事態にSNSも反応。「ピッチクロックがすべてではないと思うが、球速+ピッチクロックを組み合わせると、絶対に要因になるはずだ」「これは酷い」「95マイルあたりが人体(肘)の限界なのかもしれないね」とコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部)