21歳逸材は「惚れ惚れする」 山賊打線復活へ…鮮烈1号に敵地騒然「もう4番で」
西武・山村が16日ロッテ戦で今季1号
■ロッテ 4ー3 西武(16日・ZOZOマリン)
西武の4年目・山村崇嘉内野手がレギュラー獲りへ気を吐いている。16日のロッテ戦(ZOZOマリン)で右越えの今季1号。21歳の一撃に、ファンは「レギュラー取って欲しいな」「山賊スイングだ えげつない」と声を寄せている。
山村は「6番・右翼」で先発出場。1点を追う7回2死一、二塁で、ロッテ西村から今季1号3ランを右翼席に突き刺した。試合は延長サヨナラ負けとなったが、高いポテンシャルを示す一撃に、敵地が騒然となった。
東海大相模高から2020年ドラフト3位で入団。昨季1軍デビューし、4試合出場で2本塁打とインパクトを残した。今季は4月12日に出場選手登録され、13日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)から3試合連続で先発出場。打率.300(10打数3安打)、1本塁打3打点と存在感を示している。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに映像を投稿すると、ファンも続々反応。「西武の希望」「惚れ惚れするくらい内角強いなあ」「もう4番で」「獅子の吉田正尚」「センスがあるわ」「西武を救ってくれ」「中軸になっていってほしい」「レギュラーになれる」とコメントが並んだ。
チームは17日時点で6勝9敗。6連敗で最下位に沈む。チーム打率.217はリーグワーストだ。かつてプロ野球を席巻した山賊打線再構築へ、21歳逸材は欠かせぬピースとなりそうだ。