大谷が抜けても…トラウト&ウォードが“タイトル争い” 「なおエ」脱却へ、期待の中軸

エンゼルスのマイク・トラウト(左)とテイラー・ウォード【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)とテイラー・ウォード【写真:Getty Images】

トラウト7号、ウォード20打点…ア・リーグ1位

 ア・リーグのタイトル争いをエンゼルスの主力が席巻している。16日(日本時間17日)の試合を終えた時点で、マイク・トラウト外野手が7本塁打、テイラー・ウォード外野手が20打点で各部門のトップに君臨。“予想外”の快進撃に気づいたファンも「ええやん!」「今年のエンゼルスは強い!」と興奮気味だ。

 昨オフに大谷翔平投手がドジャースへFA移籍し、今季の苦戦が予想されたエンゼルス。開幕2戦は連敗したが、そこから4連勝で持ち直し、15日(同16日)はトラウトの7号2ラン、ウォードの6号3ランなどで7-3で快勝した。16日(同17日)の同カードは延長13回の末に6-7で惜敗するも、ウォードは延長11回に犠飛を放ち、ア・リーグ最速で20打点に到達した。

 大谷が抜けても好調な打線に日本のファンも注目。「マジか!」「ベテランと若手が噛み合ってる感じは見てて嬉しい」「今年のエンゼルスは強い!」「トラ兄かっけぇ」「(トラウト)さすがすぎる」「ウォード好調なの嬉しすぎる」「ここに大谷さんがいたらどうなってだんだろう……」と興奮していた。

 一方で「序盤はいつもこうなんだよ……」「春先好調なのはいつもの事」と懐疑的なファンも。2022年4月は14勝8敗と快調な滑り出しだったが、5月末から球団ワーストの14連敗。昨年も7月終了までは貯金5でプレーオフ進出の可能性もあったが、その後に連敗を繰り返して結局負け越しに。16日(同17日)の試合も9回に2点を返されて延長戦に突入すると、何度も勝ち越しながら最後はサヨナラ負けとなり「エンゼルスぽい負け方……」「なおエ」と落胆するコメントも見られた。

 果たして今年のエンゼルスはどうなるのか――。タイトル争いを演じる中軸2人の打棒が大きく運命を左右することになるのは、間違いないだろう。

(Full-Count編集部)

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