孤軍奮闘の大谷翔平…指揮官も絶賛「ファンタスティック」 3安打もド軍は初の完封負け
ロバーツ監督「彼は強い打球を放っていた。彼ならそれを継続できる」
■ナショナルズ 2ー0 ドジャース(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季3度目の1試合3安打をマークした。4打数3安打で打率.360、OPS1.040。チームは0-2で今季初の完封負けを喫したが、デーブ・ロバーツ監督は「ファンタスティック」と絶賛した。
初回1死、右腕・アービンの内角カットボールを右前へ。4試合連続安打、16試合連続出塁に伸ばすと、6回先頭の右前打で2試合連続、今季10度目のマルチ安打をマークした。8回2死の中前打で今季3度目の1試合3安打。今季4度目の盗塁も決める活躍だった。打率.360は試合終了時点でリーグ4位の好成績だ。
一方、チームは昨年7月以来となる完封負け。わずか5安打に終わり、大谷がそのうちの3安打を放つ孤軍奮闘ぶりだった。試合後の取材に応じたロバーツ監督は、「ショウヘイは非常に良かった(ファンタスティック)。彼はストライクゾーンをうまく使いこなしていた」とひとり気を吐いた大谷に賛辞を送った。
ここまで得点圏打率.053と苦しんでいたが、この日は得点圏に走者を置いた場面では打席が回らなかった。指揮官は「ストライクゾーンにボールが来た時、彼は強い打球を放っていた。彼ならそれを継続できる」と太鼓判を押した。
(Full-Count編集部)