11年433億円契約に暗雲…韓国メディア辛辣「災害レベル」 金河成と“変わった立場”
韓国メディア「マニアタイムズ」は「ボガーツは災害レベル」との見出し
11年契約の2年目を迎えたパドレスのザンダー・ボガーツ内野手が、低調なスタートを切っている。18日(日本時間19日)までに20試合に出場し、打率.200、出塁率.273、OPS.536。シーズン開幕前にショートの定位置を金河成(キム・ハソン)内野手に譲るなど、大型契約の価値に疑問の声があがっている。
レッドソックスでスター選手になったボガーツは2022年12月、11年2億8000万ドル(約433億円)でパドレスと超大型契約。しかし、1年目は155試合に出場して打率.285、19本塁打とやや物足りない成績に終わった。さらに2年目の開幕前には二塁手にコンバートされるなど、残り10年の守備にも不安を残す。
まだ開幕20試合のため、打撃を酷評するのは時期尚早だろう。一方、昨季のユーティリティ部門でゴールドグラブに輝いたキム・ハソンは、21試合で打率.227、3本塁打、4盗塁、OPS.777と打撃でも結果を残している。キム・ハソンは今オフにFAとなるが、現状では立場が変わってしまったと言えるだろう。
母国のスターが在籍することから韓国での注目度も高い。韓国メディア「マニアタイムズ」は、「年俸344億ウォンのパドレス1番打者ボガーツは『災害』レベル」との見出しで報じた。また、パドレスがトレード放出したCJ・エイブラムス内野手が、ナショナルズで打率.295、5本塁打、OPS1.014と打ちまくっていることにも触れている。
(Full-Count編集部)