日本ハム北山がプロ初完封 楽天は終盤の猛攻で連敗ストップ…20日のパ・リーグ
鷹モイネロが4回3失点で降板…サヨナラの好機を生かせず
パ・リーグは20日、3試合が行われ、日本ハムは2-0でロッテに勝利。2連勝でカード勝ち越しを決めた。楽天は西武に8-2で快勝し、ソフトバンク-オリックスは3-3で引き分けに終わった。
日本ハムの先発・北山亘基投手は、得点圏に走者を背負いながらも要所を締め、初回の1点を守り切ると、打線は8回には松本剛外野手の適時打で追加点をプレゼント。北山は最終9回もマウンドに上がると、3者凡退に抑えて試合終了。
9回116球4安打2四死球7奪三振無失点の力投でプロ初の完封勝利、今季2勝目をマークした。
一方敗れたロッテは、先発・小島和哉投手が7回2/3を投げて122球7安打1奪三振無四死球2失点の力投も、打線が4安打と振るわなかった。
楽天先発・瀧中瞭太投手は2回に先制を許すも、直後の3回に打線がつながり、
鈴木大地内野手、阿部寿樹内野手の連続適時打で逆転に成功する。瀧中は6回には佐藤龍世内野手の適時打で同点とされ、6回96球5安打1四球3奪三振2失点で降板した。
楽天は8回、石原彪捕手の2点適時二塁打で4-2と再び勝ち越す。さらに9回には2死満塁から辰己涼介外野手の3点適時三塁打、石原の適時二塁打で4得点。救援陣は7回から無失点リレーでつなぎ、反撃を許さなかった。
楽天は12安打8得点で快勝。石原が勝ち越し打を含む3安打3打点の活躍を見せた。一方敗れた西武は、先発・隅田知一郎投手が6回103球7安打3四死球2奪三振2失点の力投も、救援陣が誤算だった。
ソフトバンク先発のリバン・モイネロ投手は3回、宗佑磨内野手とレアンドロ・セデーニョ内野手に適時打を浴びると、4回にも失点し、4回97球7安打1四球5奪三振3失点で降板した。
打線は6回、1死から3者連続四球で満塁の好機を得ると、柳田悠岐外野手の押し出し死球、山川穂高内野手の犠飛で1点差に迫る。なおも1死満塁で、栗原陵矢内野手が押し出し四球を選び、3-3の同点に。試合は延長戦に突入した。
11回は3四球で2死満塁の好機を作るも、牧原大成内野手が打ち取られて無得点。最終12回も3者凡退に倒れ、3-3のまま試合終了した。ソフトバンクは、石川柊太投手がリリーフで登板し、3回1安打無失点の好投を披露した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)