打率1割台…ジャッジにNY市民怒り「一番酷い」 かすりもしないバットに強烈罵声
ジャッジは21日のレイズ戦で4打席連続空振り三振…ブーイングを浴びた
■レイズ 2ー0 ヤンキース(日本時間21日・ニューヨーク)
ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジ外野手の状態が上がってこない。20日(日本時間21日)の本拠地レイズ戦では、なんと4打席連続空振り三振。打率.179(78打数14安打)、3本塁打、OPS.682に沈んでいる。ブーイングも起きる始末で、ファンは「ブーン監督、私は心配しています」「いくつかの打席ではチームで一番酷いバッティングをしている」と声をあげている。
「3番・指名打者」で出場したジャッジは屈辱の4打席4三振。打席に入った際にはファンからブーイングを浴びた。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は公式X(旧ツイッター)で「アーロン・ジャッジは今日4打席に立ったうち、10回も空振りをした。これはいいことではない」と伝えた。
2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、オフに9年総額3億6000万ドル(約556億6500万円)で契約を結んだジャッジ。昨年は故障もあり、106試合で打率.267、37本塁打。そして今季は苦闘が続いている。
ニューヨーク放送局「SNY」によると、ブーイングについて問われたジャッジは「もっと酷い時があったし、彼らの状況であれば自分も同じことをする」と笑みを浮かべながら話した。ヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」はXで「米スポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』」のクリス・クリシュナー記者の取材によると、アーロン・ブーン監督は「彼はアーロン・ジャッジだ。大丈夫だろう」と話したという。
一方でファンはやきもき。SNS「9回の打席(4打席目の三振)は完全に自分を失っていた」「彼は怪我している」「ブーン監督は心配したことがない」「これ以上悪くならない」とコメントが寄せられている。ここから上昇気流を描くか。今後の打棒が注目される。
(Full-Count編集部)