退団1週間後で出戻りも…5日でまた事実上の戦力外 「野球は残酷」翻弄される元助っ人
メッツは復帰したばかりだった元日本ハムのトンキンをDFAにした
メッツは22日(日本時間23日)、マイケル・トンキン投手を40人枠から外すDFA(事実上の戦力外)にしたと発表した。2018年に日本ハムでプレーした右腕は、5日(同6日)にメッツからDFAとなりツインズにトレード移籍したが、17日(同18日)に異例のスピード復帰。しかし、今度はわずか5日でまたDFAとなってしまった。
2013年にツインズでメジャーデビューしたトンキンは、2018年に来日。53試合に救援登板して4勝4敗、20ホールド12セーブ、防御率3.71の数字を残したが、前任のクリス・マーティンの穴を埋められず1年限りで退団した。昨季は6年ぶりにメジャー復帰して45試合に登板。7勝3敗、防御率4.28の成績を残していた。
今季はメッツと1年100万ドル(約1億5400万円)で契約を結んだが、3試合の登板で0勝2敗、防御率4.50。5日(同6日)にDFAになると、金銭トレードでツインズに移籍した。ツインズでは1試合に登板して2回2失点。13日(同14日)にDFAになると、今度はメッツが獲得の申し入れを行い復帰したばかりだった。
地元放送局「SNY」はトンキンのDFAを速報。ファンからは「これはサヨナラではなく、またねってこと」「ツインズはまた獲得するよ」「野球は時に残酷だ」「私は混乱している。私たちは何をしているのだろうか?」「心からこの男のことを気の毒に思う」「2週間のうちにまた会おう」との声があがっている。
(Full-Count編集部)