水原問題は「もう終わったことだ」 ド軍指揮官、米記者の質問にチクリ「何を聞きたい」
賭博に関する質問にチクリ「何と言っていいのか分からないよ」
■Dバックス ー ドジャース(日本時間30日・フェニックス)
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは29日(日本時間30日)から敵地でダイヤモンドバックスと3連戦を戦う。今季初となる米アリゾナ州・フェニックスでの試合。デーブ・ロバーツ監督に2人に関する様々な質問が飛んだ。
日米メディア30人ほどがロバーツ監督の取材に参加。日本が誇るスター2人に米メディアも注目。クラブハウスの様子や2人のプレーについてなどを聞いていた。「ショウへイはすばらしい仕事をしている」「彼らは受け入れられている。笑いが多い。上手くやっていると思う」。指揮官も上機嫌に答えていた。
しかし、米メディア「スポルティコ」のバリー・ブルーム氏がロバーツ監督に大谷の元通訳、水原一平容疑者の質問が飛ぶとチクリ。「バリー、その何を聞きたいんだ? あれはもう終わったことだ。私は何と言っていいのか分からないよ」と少し険しげな表情を見せた。
続けて「彼はここまで非常にうまく対処してきた」と一言。「うーん、私が思うのは……彼はいったいどうやってあれに対処したのか分からないが、対処した。あれがプレーに影響を与えることを許さなかった」と大谷の対応に敬意を示していた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)