泥沼エ軍、あと2死から悪夢の2被弾で借金8 守護神炎上で12戦10敗…トラウトは左膝手術
9回1死まで1点リードも、エステベスが2被弾でノックアウト
■フィリーズ 7ー5 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスは4月30日(日本時間5月1日)、本拠地で行われたフィリーズ戦に5-7で逆転負けを喫した。9回1死までリードしていたものの、守護神のカルロス・エステベス投手が2被弾でノックアウト。ここ12戦10敗で借金8と泥沼状態となっている。試合前にはマイク・トラウト外野手の離脱が発表されるなど散々だ。
29日(同30日)の同戦では6-5で勝利して4連敗をストップさせたが、嫌な流れは止まらなかった。先発したアンダーソンが2回にシュワーバーに8号3ランを被弾したが、3回にネトの2号ソロ、6回にはレンヒーフォの2号3ランとモニアックの適時打で逆転に成功。しかし、2点リードを守ることができなかった。
8回にムーアが1点を失うと、8回2死からマウンドに上がったエステベス。回跨ぎの9回、先頭のマーシュを見逃し三振に斬ったが、続くカステヤノスに2号ソロを浴びて試合を振り出しに戻した。さらには続くストットに二塁打、ロハスに1号2ランを浴びてノックアウト。あっという間に3点を奪われ、勝ち越しを許した。
今季は一時首位に立つなど好スタートを切ったが、5連敗から1勝を挟んで4連敗を喫するなど急失速。ア・リーグでワースト3位の借金8まで低迷し、地区最下位のアストロズに0.5ゲーム差まで迫られた。試合前にはトラウトの左膝手術を発表。レンドンに続き、主力の離脱が相次ぎ苦しい台所事情となっている。
(Full-Count編集部)