離脱のトラウトは「心配になる領域」 最下位のエ軍に見えぬ光…米メディアが嘆く惨状
トラウトは左膝の半月板損傷のため1日にIL入り、手術へ
大谷翔平投手が去ったエンゼルスは、31試合を終えて11勝20敗でア・リーグ西地区最下位に沈む。さらに主砲のマイク・トラウト外野手は左膝の半月板損傷のため4月30日(同5月1日)に負傷者リスト(IL)に入った。
米スポーツベッティング会社「Dfaft Kingsネットワーク」のポッドキャスト番組「GoJo and Golic」では、司会を務めるマイク・ゴリックJr.氏が「トラウトは怪我をしてしまい、オオタニはよりいい環境に移りました。エンゼルスの雰囲気は最悪だと思いますか?」と質問した。
これにゲスト出演した米メディア「ジョムボーイ・メディア」のジェイク氏が「残念ながら、エンゼルスに起こったワースト5の出来事なら簡単にランキングを作れてしまう。トラウトがリーグ本塁打ランキングの首位に躍り出た時期もあったけどね。エンゼルスが成し遂げようとしていることを考えると、彼らがプロスポーツチームでワーストチームの上位に入ってしまうのは、非常に悲しいことだ」と嘆いた。
さらに「彼とブライス・ハーパーは、米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』紙の表紙を(若い頃から)よく飾った。6年前はハーパーの方がよく怪我をしていたのに、今は彼がキングだ」と故障続きの主砲の現状を指摘する。
「(トラウトの)契約と年齢を考えたら、心配になる領域に入ってきた。歳をとったトラウトがDH専任になって、出塁しまくって38本打つ姿を想像したいけどね。(DHに固定すれば)健康を維持できるかもしれない」とジェイク氏。2019年に12年4億2650万ドル(約653億円)でエンゼルスと契約延長した32歳は今後手術を受ける見込みとなっている。
(Full-Count編集部)