大谷翔平が週間MVPを受賞できたワケ ド軍監督が明かす変化「内角球をかなり見送る」

試合前に取材に対応するドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合前に取材に対応するドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

自身8度目、ナ・リーグでは初の週間MVPを受賞した

■ドジャース ー マーリンズ(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われるマーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場する。打撃絶好調で4月29日(同30日)から5月5日(同6日)期間の週間MVPを受賞したことがこの日発表されたが、デーブ・ロバーツ監督が要因を明かした。

 大谷は同期間で5試合に出場。打率.524(21打数11安打)、3本塁打、7打点、出塁率.583、長打率.952、OPS1.536という活躍だった。週間MVPの受賞はエンゼルス時代の昨年7月30日(同31日)以来、自身8度目。ナ・リーグでは初受賞となった。

 これまでと比べてどこが良くなったのか。ロバーツ監督は「先週1週間はストライクゾーンをコントロールできていた。彼に有利な球がかなり来た。彼とは(自分に有利な)球を投げてもらうようにすることについて話した。平行カウントあたりでのゾーン低めやボール球、または内角球をかなり見送っていて、まずまずのカウントに持ち込み、打ちやすい球を得ている。打ちやすい球をもらうという点でいい仕事をしている」と説明した。

 4月30日(同5月1日)のダイヤモンドバックス戦では1試合3三振を喫したが「あれは(大谷にしてみたら)例外だったのだと思う。あの日は9連戦の最後に近かった。あれは忘れていいようなものだ」と問題なしを強調した。

(Full-Count編集部)

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