大谷翔平の打率が「.370」に急上昇している要因 両リーグ断トツ…圧倒的な打球の質
「バレル」の打球を放った回数が両リーグ断トツの大谷
ドジャース・大谷翔平投手が驚異的な打撃を見せている。今季は6日(日本時間7日)の試合を終えて打率.370、11本塁打27打点を記録。打率と本塁打の2冠となっているが、打撃の“内容”を見てもすさまじい。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が断トツの数値を紹介している。
長打になる可能性が高い理想的な打球である「バレル」を放った回数が29回で、両リーグで断トツとなっている。2位はフアン・ソト外野手(ヤンキース)の19回で、10もの差が付いている。同社は「この数値はタイプミスではありません!」と驚きながら、X(旧ツイッター)で記録を投稿した。
昨年はキャリアハイとなる打率.304でシーズンを終えたが、今季はここまでそれを上回る高打率をマーク。安打もここまで54本で、シーズン換算では236本ペースと驚異的。打球速度に角度、高い質の打球を量産できている現在の大谷が、高打率を残せるのは必然と言える。
昨年、バレルを放った回数は70回で、MLB全体ではブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手(86)、マット・オルソン内野手(73)に次いで3位だった。ファンからも「ワオ」「20かと思って2度見した」「一生に一度の選手の活躍を楽しもう」と驚きの声があがっている。
(Full-Count編集部)