6戦4発で大谷翔平猛追「しれっと打つ」 31歳が1本差肉薄…敵は“仲良し同僚”
テオスカー・ヘルナンデスが10号2ラン
■ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
チームトップの11本塁打を放っているドジャース・大谷翔平投手を“猛追”する同僚がいる。テオスカー・ヘルナンデス外野手は8日(日本時間9日)の本拠地・マーリンズ戦で10号2ランを放った。適時打も放つなど3打点の活躍にファンも「大谷猛追!」「テオ10号!」「ドジャース打線怖すぎる」と盛り上がっている。
出場時は4番を担うウィル・スミス捕手が休養ということもあり、ヘルナンデスが「4番・右翼」で出場。初回に右翼への先制適時打を放つと、6回には左中間への勝ち越し2ランを放った。
これで直近6試合で4発と絶好調。打点29はムーキー・ベッツ内野手と大谷を差し置いてチームトップとなっている。31歳のヘルナンデスは、これまでにシルバースラッガー賞を2度受賞。昨季はエンゼルスのライバルでもあるマリナーズで主砲として160試合に出場。打率.258、26本塁打、93打点を記録していた。昨年4月5日(同6日)には、大谷から死球を受けた際にお互いを気遣う行動が話題となっていた。
キャンプ時から、ともに新加入の大谷とは笑顔で戯れる場面も多く、仲の良さが感じられた。その2人が期待に応える活躍で、本塁打数も争っている。日本のファンの間でも「テオ」の愛称で定着。ネット上では「素晴らしいホームラン」「テオ絶好調」「ここまで活躍するとは」「彼は完璧な役割を果たしている」「打線沈黙してる日にテオさんがしれっと打つこと多いよね」「とてつもなく頼りになる存在」といった声が上がっていた。
ベッツ、フレディ・フリーマン内野手といった元MVP以外にも、9本塁打26打点のマックス・マンシー内野手や、打率.331、4本塁打26打点のスミスも打線に並ぶ。相手にとっては恐怖でしかない打線だ。
(Full-Count編集部)