大谷翔平、新生活後も変わらぬ“10時間睡眠” 母の日の連絡は「一言二言」…一問一答
腰の張りで2度目のスタメン外「今日はだいぶ改善されている」
■パドレス ー ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、腰の張りで敵地・パドレス戦のスタメンから外れた。先発のダルビッシュ有投手との対戦はお預けとなる見込み。試合前に取材に応じ、腰の状況やダルビッシュの印象、母への思いなどを明かした。
大谷の一問一答は以下の通り。
――母の日。連絡したか。
「してないですね。まだ寝ているんじゃないですか」
――ロバーツ監督が欠場させると示唆した。
「昨日のゲーム前からトレーニングで違和感があったので。今日は、僕は出られるかなという感じでしたけど、まぁ大事をとって、という感じです」
――違和感はいつ感じたのか。スイングで感じたのか。
「ゲーム前のトレーニングですね」
――試合中に悪化したのか。
「悪化というか、張りが強く。なんていうんですかね……。やった直後というか、ちょっと間が空いた方が、ちょっとずつ症状が出てくるので。今日はだいぶ改善されている。そういう意味ではよかったかなと思います」
――いつも通り試合に入る準備はできたか。
「さっきもやって、今日ここに来ているので。全部一通り。トレーナーにも見てもらって。一通りやってから、ここに来ました」
――プレーオフに出るチームだから、ある意味でスタメンを外れることを認められたのか。
「連戦が結構ここは続くと言っていたので。どっちみち(休養日を)1日入れようかなとみたいなことを言っていたので。今日それが早めに入って、という感じです」
――ダルビッシュと対戦できない。
「同地区ですけど、今まであまりやることがなかったので、そういう意味ではすごく楽しみにしていた。今後もあるとはいえ、少ないチャンスではあると思うんですけど、楽しみにはもちろんしています」
――代打で準備するか。
「一応、そのつもりでは行きますけど、どうなるかは。展開も分からないですし、一応、そのつもりでは準備します」
――敵地のサンディエゴの雰囲気は。
「熱気はもちろんありますし。ドジャースのファンもかなり入っているので、裏にいるとどっちがいいプレーをしたか分からないくらい。どちらのファンも熱狂的だなと思います」
腰の違和感は過去にも「長いことシーズンをやっていれば、必ず何かしらはでる」
――体のケアはどのような感じか。
「昨日、今日は、電気治療だったりとかストレッチだったりとか。急性期なのであまり無駄に動かし過ぎないように」
――ケアはいつもより長めか。
「どうなんですかね。急性期に対する、痛みに対する治療はしましたけど。凄い何か違うことしたということはありません」
――母へメールとか言葉をかけることは。
「花束はないかな。一言二言じゃないですか」
――1日に休みがあったが、以前から腰に関して兆候は。
「そんなすごく何か大きく痛みが出たという感じではないので。トレーニングの中で、『なんか嫌だな』と、違和感があった感じなので。昨日、今日休みを取るって感じだったかと思います」
――投球プログラムとの兼ね合いは。
「そこはないです。トレーニングは例年よりピッチングの方がない分ある程度、シーズン中もできているかなと思うので。そういうところで逆に昨日はやっているときに、試合以上にある意味負荷がかかるところではあるので。そこで多少、違和感はでたかなと思います」
――今まで同じような違和感は。
「ありますね。長いことシーズンをやっていれば、必ず何かしらはでると思うので。早い段階で長引かないように。先手先手が大事かなと思います」
――サンディエゴはプレーオフのような緊張感だった。
「プレーオフを知らないので。まあ本当に半々くらいで。距離的にも近いというのもありますけど、ドジャースファン、パドレスファンが半分半分くらいの感じで。独特の雰囲気だったかなと思います」
睡眠はトータル10時間ほど「比較的とれている」
――ポストシーズン含めると180試合くらい戦う。休むことの重要性は。
「今年に関してはDHだけではあるので。あまり体的にすごくしんどい日がある感じはしないですし。どちらかというとキャッチャーのウィル(・スミス)だったり、(ムーキー・)ベッツ選手もそうですけど、そういう選手との兼ね合いだったりとか。連戦でのどういう風に出ていくのかは監督が考えていくことなので。言われたところでプレーしていけたらと思います」
――生活環境が変わったが、睡眠はしっかりとれているか。
「比較的とれているかなと思います」
――打った時とかで興奮で寝れない時もあるか。
「バッターはないですね。ピッチャーは良いピッチングするとなかなか寝れない日とかはありますけど」
――トータルでどれくらい寝ているか。
「トータルで10(時間)くらいじゃないですか。1回起きてご飯を食べたりするので」
――先発としてダルビッシュが登板。
「もちろんテレビで見てきた選手という感じなので。一緒にグラウンドの中でプレーできるだけでもうれしいですし。毎年毎年、衰えているどころか進化している印象なので。見ていて楽しいですし、実際に打席には今日入れないですけど、外から見ていてまた勉強になることもたくさんあるかなと思います」