大谷翔平も及ばず…怪力506億円男に“支配”された「42/80」 米驚愕「目が飛び出る」
打球速度の上位のほとんどを占めている“怪力男”
屈強なメジャーリーガーたちも驚愕するパワーを持つドジャース・大谷翔平投手だが、上には上がいる。2015年に打球などを計測するスタットキャストが導入されて以来、打球速度の上位のほとんどを占めているのがヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手だ。
34歳のスタントンはマーリンズ時代には2度の本塁打王を獲得。2017年には59本塁打をマークした。特徴的なクローズドスタンスから、コンパクトなスイングで強烈な打球を放つ。
2014年オフ、マーリンズと13年総額3億2500万ドル(約506億円)の契約を結び、2018年にヤンキースに移籍。近年成績を落としているものの、パワーは健在。7日(同8日)のアストロズ戦では、打球速度118.8マイル(約191.1キロ)の7号を放ち、大谷の「今季最速本塁打」を0.1マイル更新。翌8日(日本時間9日)には119.9マイル(約192.9キロ)の弾丸アーチを放ち、大谷が記録していた今季の打球速度最速も更新した。
チームの地元・ニューヨークの放送局「YESネットワーク」では、スタットキャストの計測した記録で、2015年以降、MLBで記録された上位80の打球速度のうち、42個はスタントンが記録したものと紹介。アナリストのジャック・カリー氏は「目が飛び出るような数字です」と伝えた。
12日(同13日)の試合を終えて打率は.229と低めだが、昨年よりも速球に対応できており、同氏は「メジャーで速球が打てないと、居場所はないとよく言われています。今シーズンは随分と改善されました。ヤンキースは彼の活躍に満足していることでしょう」と話した。
(Full-Count編集部)