ダルビッシュ、大谷が「まさか出ないとは」 欠場に驚き…見せた気遣い「早く良くなって」
大谷の前で「いいピッチングができた」
■パドレス 4ー0 ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が12日(日本時間13日)、本拠地でのドジャース戦に先発し、7回2安打7奪三振無失点の快投で日米通算199勝目となる今季3勝目(1敗)を挙げた。試合後、腰の張りで欠場した大谷翔平投手については「早く良くなってほしい」と気遣った。
ダルビッシュは、強力ドジャース打線を相手に5回2死までパーフェクトの快投。6回には1死からムーキー・ベッツ内野手に二塁打を許すも、フレディ・フリーマン内野手を中飛、ウィル・スミス捕手から空振り三振を奪ってピンチをしのぎ、雄叫びをあげた。
大谷は11日(同12日)に腰の張りを訴えたため、この日はベンチスタートとなって欠場。11日(同12日)の試合前にはグラウンドで談笑する場面があったが、ダルビッシュは「昨日から腰があんまりみたいなことを言っていた」と明かした。「まさか出ないとは思っていなかったですし、何週間も前からドジャースに投げるだろうなと思って(対戦を)楽しみにしていたので、凄く残念ですけど、早く良くなってほしい」と後輩の状態を気にかけた。
試合前に大谷はダルビッシュについて「実際に打席には今日入れないですけど、外から見ていてまた勉強になることもたくさんあるかなと思います」と話していたが、当のダルビッシュは「それはないと思いますけど」と苦笑い。「僕がどちらかというか、いつも(大谷の)動作とか走り方とかを見ながら勉強している。リップサービスかなと思いますけど、(大谷の前で)いいピッチングができた」と話した。
(Full-Count編集部)