176億円韓国人スターが左肩靭帯を損傷か フェンスに激突…立ち上がれず悶絶
イ・ジョンフは守備でフェンスに激突し悶絶…そのまま交代した
■ジャイアンツ 6ー5 レッズ(日本時間13日・サンフランシスコ)
今季ジャイアンツに入団した李政厚(イ・ジョンフ)外野手が12日(日本時間13日)の本拠地・レッズ戦で守備の際にフェンスに激突し、そのまま退いた。ボブ・メルビン監督によると、左肩の靭帯を損傷したようで、13日(同14日)にMRI検査を受けるという。今季6年1億1300万ドル(約176億円)で入団した25歳の韓国スターが予期せぬアクシデントに見舞われた。
「1番・中堅」で出場したイ・ジョンフは、初回2死満塁でキャンデラリオが放った後方の飛球を追いかけ、フェンス際でジャンプ。着地と同時に左肩をフェンスに強く打ち付けた。そのまま倒れ込み悶絶。チームスタッフに左腕を支えられながら、ベンチに下がった。
ジャイアンツ放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」によると、試合後にメルビン監督は試合後にイ・ジョンフの状態について言及。「よくない。(鎖骨と肩甲骨をつなぐ)靭帯を損傷した。明日MRIを受ける。傷めた部位を診て本人の状態を見るが、(怪我の度合いは)よくない」と語った。
さらに「イは常に全力でボールを追う。ここの風は予測しにくく、ボールを運ぶ時もあるが、打球の勢いを殺す時もある。彼がフェンスに激突して起き上がらなかった時、私にはいい感覚はなかった」と続けた。
元中日のイ・ジョンボム氏を父に持つ25歳はKBOリーグ7年で1181安打、通算打率.340を放った屈指のヒットメーカー。メジャー1年目の今季はここまで打率.262(145打数38安打)、2本塁打、OPS.648をマークしていた。