大谷翔平、歓喜のサヨナラ打「素晴らしい瞬間」 移籍後初…同僚から手荒い祝福
2020年以来2度目のサヨナラ打…首位打者にも再浮上
■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地・レッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、同点の延長10回に移籍後初となるサヨナラ打を放った。試合後には報道陣の取材に対応し「ああいう状況で打てたことが次にも、明日以降にも繋がるかと思うので、素晴らしい瞬間だった」と喜びを口にした。
同点で迎えた10回2死一、二塁では5番手のアレクシス・ディアス投手と対戦し、3球ファウルで粘るなどカウント1-2からの6球目を右翼へのサヨナラ打とした。「スライダーだったりとか、そこらへんをしっかりファウルにできていたのが良い結果につながったのかなと思います」。満員のスタンドは大熱狂。チームメートからは水をかけられるなどの祝福を受けた。
サヨナラ打はエンゼルス時代の2020年9月4日(同5日)のアストロズ戦以来2度目となった。「長打ではなくて、単打で打つスタイルというかそういうバッティングだったのでいい結果になったのでよかった」と振り返った。
初回1死の第1打席は空振り三振。3回2死一塁の第2打席は左飛に倒れた。5回2死二塁の第3打席は今季初の死球。8回先頭の第4打席では一、二塁間へのゴロで激走し、内野安打をもぎ取った。
4打数2安打1死球1打点で打率は.353に上昇。ウィリアム・コントレラス捕手(ブルワーズ)は無安打で打率は.341に下落。大谷がリーグトップに再浮上した。「どの打席も、ボール球を振らずにストライクを振っていくという作業自体は変わらない。その状況に合ったバッティングをできれば必然的に率も残ってくるのではないかなと思います」と好調の理由を語った。
(Full-Count編集部)