MVPは大谷でなくジャッジだった? MLB公式が嘆く2か月の空白「可能性はあった」
ジャッジは昨季大谷に7本差の37発…故障で2か月近く離脱した
スポーツ選手に怪我はつきもの。とはいえ、輝かしいキャリアを誇る選手が離脱した場合などは、アクシデントがなければどんな成績を残していただろうと夢想するファンも多いだろう。MLB公式サイトはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手やジャンカルロ・スタントン外野手に言及。ジャッジは昨年故障がなければ、ドジャース・大谷翔平投手(当時エンゼルス)を抑えてMVPを受賞していた可能性があったと主張している。
2022年にア・リーグ最多の62本塁打を放ったジャッジは昨年、106試合で37本塁打に終わった。右足親指を負傷し、6月上旬から7月下旬にかけて長期離脱。それまでに49試合(チーム60試合)で19本塁打を放っていた。
怪我がなかった場合、「ショウヘイ・オオタ二を抑えて2年連続のMVPを受賞していただろうか? 彼が再び60本塁打の大台に挑戦するペースにあったことを考えれば、その可能性は確かにあった」と記事は述べている。
一方、大谷も昨年は終盤に右脇腹を痛めて離脱。135試合で44発を放って本塁打王になり、2度目のMVPを受賞している。こちらも怪我がなければ50本台を記録していたのでは、と想像してしまう。
また、同僚のスタントンは現役最多の413本塁打を誇るが、1シーズンで150試合以上に出場したのは3度。度重なる怪我に悩まされている。記事は欠場が多かったシーズンでも本塁打を積み重ねていれば、「600本塁打を突破するチャンスが高かった」と伝えている。
(Full-Count編集部)