大谷翔平に“突如現れた”ライバル 規定到達で打率.339…誰も予想しない30歳の伏兵
ジャイアンツのウェイドJr.が規定到達、出塁率.481はメジャー断トツ
■ジャイアンツ 7ー6 パイレーツ(日本時間24日・ピッツバーグ)
ジャイアンツのラモンテ・ウェイドJr.外野手が23日(日本時間24日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「2番・一塁」で先発出場し、規定打席に到達した。5打数2安打の活躍で打率.339、出塁率.481、OPS.911。日本ではあまり名の知られていない30歳が打率で3位、出塁率ではメジャー断トツとなっている。
23日(同24日)の時点で、打率のメジャートップはドジャースの大谷翔平投手。20日(同21日)に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦でマークした内野安打が相手投手の失策に記録訂正され、打率.354から.348に低下。それでも1位をキープしている。2位にはパドレスのルイス・アラエス内野手が続く。
そんな中、3位に突如として現れたのがウェイドJr.だ。昨季までのメジャー5年間で通算打率.241。過去の数字を考慮すると、伏兵と言ってもいいだろう。一方、有望株時代から出塁能力は高く、通算でも.358。今季は約半分近く出塁し、パドレスのジュリクソン・プロファー外野手の.431に大差をつけている。
まだシーズン開幕から50試合ほどと、タイトル争いには時期尚早とも言えるが、大谷とアラエスの争いにウェイドJr.も加わり、面白い展開になってきそうだ。アラエスが首位打者に輝けば、3年連続の快挙。大谷かウェイドJr.ならもちろん自身初だ。はたまた他の選手が現れるのか、打率の争いにも注目だ。
(Full-Count編集部)