大谷抜けたエ軍で躍動「ようやく開花」 130m特大弾で“初到達”…未完の大器が「覚醒の時」
これまでは2022年の8発がシーズン最多だった
■ガーディアンズ 10ー4 エンゼルス(日本時間25日・アナハイム)
これからのエンゼルスを引っ張る存在になれるかーー。ジョー・アデル外野手は24日(日本時間25日)、本拠地でのガーディアンズ戦で10号ソロをマーク。自身初となるシーズン2桁本塁打に到達するなど、今季は出場機会も増えて結果を残している。
アデルは2017年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルスに指名され、2020年にメジャーデビュー。高い身体能力を持ち合わせながら、たびたび飛び出す凡ミスもあり、レギュラー定着に至っていなかった。今季も走塁や守備でミスを犯す場面もあるが、起用に応えてバットでアピールを見せている。
24日(同25日)の試合では6回1死走者無しで迎えた第3打席で、左中間へ完璧な一発を叩き込んだ。飛距離435フィート(約132.6メートル)、打球速度110.6マイル(約178キロ)の大きなアーチだった。
これまでは2022年の8発がシーズン最多だったが、今季はすでに更新。OPSも.816をマークしている。大谷翔平投手がFAで移籍し、マイク・トラウト外野手らが負傷で抜けている中、貴重な大砲として結果を残している。
日本のファンからも「アデルは初めての2桁本塁打か」「ようやく開花したなアデル君」「流石プロスペクト」「彼のスイングは素晴らしい!」「ついに……待ちに待ったアデル君覚醒の時が」と期待の声があがっていた。