“悪名高き”62歳の名物審判が電撃引退 シーズン中に異例、米報道「最悪と見なされていた」
エンゼル・ヘルナンデス審判員が引退…米紙が報じる
メジャーリーグのエンゼル・ヘルナンデス審判員が28日(日本時間29日)に引退すると、米紙「USAトゥディ」が27日(同28日)に関係者の話として報じた。現在62歳で、シーズン中に異例の引退となる。
ヘルナンデス氏は1961年生まれの62歳。1993年にメジャーリーグの審判員となり、球宴で3度(1999、2009、2017)、ワールドシリーズでも2度(2002、2005)審判を務めた。
ヘルナンデス氏を巡っては、近年は際どいジャッジで度々話題となっていた。今季も4月4日(同5日)にはタイガース-メッツで打者が死球をアピールした一投をファウルと判定し、疑問の声が殺到したこともあった。
同紙のボブ・ナイチンゲール記者は、ヘルナンデス氏について「最も物議を醸す審判」と言及。近年では「球界で最悪な審判だと選手や監督らに見なされていた」と指摘している。
9日(同10日)にギャランティードレートフィールドで行われたホワイトソックス-ガーディアンズの試合で球審を務めており、これが最後の試合となった。
(Full-Count編集部)