道具吹っ飛ばし一触即発 7年前と同じ日に“乱闘寸前”…ファン怒り「明らかに故意」

激高し怒りの表情を見せたフィリーズのブライス・ハーパー(左)【写真:ロイター】
激高し怒りの表情を見せたフィリーズのブライス・ハーパー(左)【写真:ロイター】

ハーパーへの内角球を巡って“ひと悶着”

■フィリーズ 6ー1 ジャイアンツ(日本時間30日・サンフランシスコ)

 フィリーズのブライス・ハーパー内野手が執拗な内角攻めに激高し、両軍ベンチから選手が飛び出す事態が起きた。オラクルパークで29日(日本時間30日)に行われたジャイアンツ戦で、4回の第3打席で“怒り心頭”。乱闘寸前の事態となってしまい「危なかった~」「これマジ嫌いだわ。不要だったね」とファンも苦言を呈した。

「3番・一塁」で出場したハーパーは、4回2死二、三塁で迎えた第3打席で相手先発カイル・ハリソン投手から、5球目と6球目に内角高めへの速球を投じられた。5球目は手元付近を襲い、ハーパーは声を出して一喝。続くボールも、当たりはしなかったものの顔付近へ投じられた。

 ハーパーはヘルメットが脱げ落ち、バットを手放して怒りの表情。球審がなだめる中、両軍ベンチから選手らが飛び出してもみ合いが起こった。乱闘にはならなかったものの、場内は騒然となった。

 これにはファンからも、相手投手に対し「酷い球だ」「2球目は明らかに故意だった」と批判の声があがった。

 ハーパーは2017年、奇しくも同じ5月29日(同30日)にジャイアンツ戦で死球に激怒し、ハンター・ストリックランド投手に殴りかかる乱闘騒ぎを起こしていた。ネット上では「あれは7年前だったな」「どこかでストリックランドが笑っている」と当時を思い出す声もあった。

【実際の様子】死球にブチ切れ→投手ボコボコに…7年前にハーパーが起こした乱闘騒ぎ

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