慶大・清原正吾が一塁手でベストナイン 全試合出場で打率.269「結果は満足していません」
NPB歴代5位の通算525本塁打…父・和博氏は全試合スタンドで観戦
慶大の清原正吾内野手(4年)が2日、東京六大学野球春季リーグで一塁手としてベストナインに選出された。投票で14票中、13票を得た。NPB歴代5位の通算525本塁打を誇る和博氏の長男が大きな勲章を手にした。
清原はこの日、今季最終戦となった早大2回戦に「3番・一塁」でスタメン出場。初回1死二塁で中越え適時二塁打、3回1死一塁での第2打席でも左前打を放ち、3打数2安打1死球だった。
中学高校時代は野球から離れていたが、慶大進学を機に再開。最終学年を前に急成長を遂げ、今季は全13試合にスタメン出場し、12試合で4番を務めた。
今季打率.269(52打数14安打)をマーク。記者投票で14票のうち13票を得てベストナインに選出された。和博氏は今季全試合をスタンドで見守っていた。
清原は「ベストナインという賞をいただけるのはうれしいですが、自分の結果自体はふがいないところがたくさんあり、満足していません。秋に向けて、チームが勝てるバッティング、守備、走塁を心掛けていきたいと思います」とコメントしている。
(Full-Count編集部)