山本由伸を「長く見ないことを祈る」 初対戦を心待ちも…敵将が漏らした“本音”
ロッキーズのブラック監督「才能ある選手との初対戦はいつだって興奮する」
■ドジャース ー ロッキーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地・ロッキーズ戦に6勝目を目指し先発登板する。ロッキーズのバド・ブラック監督は右腕との対戦を心待ちにしていた。「才能ある選手と初対戦するときは、いつだって私は興奮する。彼は投手の中の投手だ」と陽気に語った。
山本はここまで11試合に登板、5勝2敗、防御率3.51。ロッキーズとは初対戦となる。指揮官は「テレビでも映像でも彼を見たことがある」と注目していたことを明かした。
山本については「本物だ。ノビのある速球に、いいスプリットやカーブをもっているね」と分析。「初対戦では常に投手が有利だけど、古典的なやり方でいくよ。彼の対策は立てている」と打ち崩す自信を見せた。
一方で「高めのストライクや失投がくることを祈っている」「個人的はあまり長いこと彼を見ないことを祈っているよ」とも。NPB時代2度のノーヒットノーラン、3度の沢村賞に輝いた右腕を前に、本音も漏らしていた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)