佐々木朗希は「2024年オフにメジャー」 ド軍記者が予想、絞られた移籍先候補
25歳未満でメジャー移籍の場合はマイナー契約しか結べない
ロッテ・佐々木朗希投手の去就を巡り、米メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は「来シーズンMLBでプレーすると賭けてもいい」と大胆な予想を展開した。さらに、移籍先候補も2球団に絞られているという。
同メディアは1日(日本時間2日)、自社X(旧ツイッター)にてマッケイン記者による佐々木の去就予想の動画を投稿した。同氏は「ロウキ・ササキが来シーズンMLBでプレーすると賭けてもいい。現在ある全ての情報を集めると、彼を今シーズン終了後にポスティングすることが、ロッテができる良心的なことだ。全ての業界関係者、幹部、代理人がそうなると感じている」と持論を展開。
続けてマッケイン記者は「そうなると、彼の移籍先が話題に挙がる。最終的には2チームに絞られるだろう」とし、「ドジャースとパドレスだ」と移籍先球団まで予想している。
ポスティングでの移籍を含め、国際FA市場で25歳未満の選手を獲得するには、「インターナショナル・サイニング・ボーナス・プール」内での予算に収める必要がある。同氏曰く、国際市場で現在、最も予算が残っているのはドジャースの315万2500ドル(約4億9600万円)とパドレスの220万ドル(約3億4600万円)という。
もっとも、現在のポスティング・システムでの移籍の場合、25歳未満の選手はマイナー契約しか結ぶことができない。22歳の佐々木が移籍初年度からドジャース・山本由伸投手のように大型契約を手にするには、少なくともあと3年は待つ必要がある。
なので、マッケイン記者は「ササキは、ヤマモト・ルートよりオオタニ・ルート寄りだ」と分析。2017年オフに当時23歳でメジャー移籍したドジャース・大谷翔平投手と同様に「ササキは『最高のレベルで戦いたい。いつかは大型契約を結べるだろうから、いち早くMLBの舞台で投げたい』と言っているだろう。現在所属しているロッテと(昨オフ)契約交渉時に論争を起こしたのは、そのことが原因だろう」との見立てをした。
(Full-Count編集部)