パドレス選手、野球賭博疑惑で「永久追放の危機」 米報道、水原被告と「状況は違う」
マルカーノがパイレーツ在籍中に野球賭博をしたとしてMLBから調査と報道
パドレスのトゥクピタ・マルカーノ内野手が、パイレーツ在籍中に野球賭博をしたとして、MLBから調査を受けている。米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のジャレッド・ダイヤモンド記者とリンジー・アドラー記者が伝えた。当時マイナーの4選手とともに永久追放の危機に瀕しているという。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「マルカーノは現在、永久追放の危機に直面している。(当時)マイナーリーグに所属していた4人の選手も野球賭博を行ったとして、現在調査を行っている。報道によると、試合が操作された証拠は現時点では見つかっていないという」と詳細を伝えた。
ダイヤモンド記者とアドラー記者によると、マルカーノは「昨シーズン、パイレーツに所属してIL(負傷者リスト)入りしていたときに、パイレーツが関係する試合に賭けたことで告発されている」という。「トレード・ルーマーズ」は、所属するチームに賭けた場合、永久追放の可能性があると報じている。
同メディアは、ドジャースの大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平被告の事件にも言及。「賭博スキャンダルは再脚光を浴びている」としながらも、「マルカーノの状況は違う。もし容疑が本当で、パイレーツ在籍時にチームに賭けていたとすれば、単刀直入に永久追放という結果になる」と伝えている。
(Full-Count編集部)