CY賞→防御率9.51…97億円を「ドブに捨てる方法」 2度目の離脱に悲鳴「酷い契約」
ジャイアンツはスネルのIL入りを発表、97億円契約も早くも2度目の離脱
ジャイアンツは3日(日本時間4日)、ブレイク・スネル投手を15日間のIL(負傷者リスト)に入れたと発表した。今季ここまで6試合に先発登板し、0勝3敗、防御率9.51。今年3月に2年総額6200万ドル(約97億円)で加入したが、離脱はすでに2度目。早くも「球団史上最悪の契約?」との声があがっている。
2日(同3日)に本拠地で行われたヤンキース戦に先発登板したが、5回途中に異変が起こった。投球後に不自然な動きを見せると、トレーナーとコーチが駆け付け、そのまま歩いてマウンドを降りた。球団発表によると、左鼠径部の怪我。この日は4回2/3を投げて5安打3失点、3四球7三振という投球内容だった。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「左鼠径部の怪我でヤンキース戦を降板したブレイク・スネル。悪夢とも言えるシーズンを過ごしているが、ILに戻ることになりそうだ」と速報。「最低でももう1か月は離脱するだろう。つまり、球宴後まで戻ってこない可能性がある」と予想している。
パドレスでプレーした昨季は、32試合に先発登板して14勝9敗、防御率2.25。2度目のサイ・ヤング賞にも輝いた。しかし、今季は新天地で一転。ファンからは「(今季年俸の)3200万ドル(約50億円)をドブに捨てる方法」「ジトよりも酷い契約」「獲得をしたときから怪我をしていたんだと思う」との声が寄せられている。
(Full-Count編集部)