水原被告、刑期終了後は国外追放も 禁固最長33年…裏切りの大きすぎる代償
「ESPN」が水原被告出廷の詳細を報道
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺の容疑に問われている水原一平被告が4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、有罪を認めた。米スポーツ局「ESPN」は詳細に報道。最長33年の禁固、刑期を終えた後に国外追放される可能性があることなどを伝えている。
水原被告は黒色のスーツに白いシャツ姿で出廷。ジョンW・ホルコム裁判官の問いかけに「Yes, sir」「No, sir」という言葉を繰り返した。大谷を「被害者A」と呼び、「賭博で巨額の借金を負い、唯一思いついた(返済の)方法は彼の金を使うことだった」と明かした。
さらに「私は銀行Aのアクセス権を持っていた。ギャンブルで作った借金を返済するため、彼の口座に紐つけた」とも語った。水原被告は最高125万ドル(約1億9400万円)の罰金を言い渡される可能性もあるという。判決は10月25日(同26日)に言い渡される。
マーティン・エストラーダ連邦検事によると、量刑が禁錮刑となった場合、刑期を終えた後に国外追放される可能性があるという。最長33年、約2億円の罰金、刑期後は国外追放も……。“裏切りの代償”はとてつもなく大きいようだ。
(Full-Count編集部)