刻まれた「00000000000000000000000000000」 快挙逸も…阪神右腕に衝撃「バケモン」

西武戦に登板した阪神・才木浩人【写真:産経新聞社】
西武戦に登板した阪神・才木浩人【写真:産経新聞社】

阪神・才木は8回1安打9K無失点でリーグ単独トップ7勝目

■阪神 3ー0 西武(9日・甲子園)

 阪神・才木浩人投手が9日の西武戦(甲子園)で快投を演じた。7回まで無安打投球。8回に初安打を許してノーヒットノーランの快挙は逃したが、8回を1安打9K無失点でリーグ単独トップの7勝目を挙げた。ファンは「バケモンすぎる」「やばすぎやろ」と声をあげている。

 才木は7回まで90球を投げて、2四球を与えたのみの無安打投球。その裏に味方が3点を挙げて快挙への期待は高まった。ところが8回先頭に3球を投げたところで足に異変が生じたようで治療。マウンドに戻ったものの1死から山野辺に右越え三塁打を許して、ノーノーは夢と消えた。それでも8回を無失点で投げ終え、マウンドを降りた。

 前回登板の6月2日ロッテ戦では完封勝利。5月19日のヤクルト戦で初回に2点を失ってから、これで29回1/3連続無失点となった。この日の投球で防御率は1.19に。4月14日の中日戦から7連勝となった。

 25歳の才木は2016年ドラフト3位で須磨翔風高から入団。2018年に6勝を挙げたが、2020年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、その年のオフに育成契約。2022年5月に支配下復帰し、昨年は自己最多の8勝をマーク。今季はエース格の活躍を見せている。

 右腕の無双投球にファンは歓喜。SNSには「エースすぎるやろ」「凄いピッチャーやわ」「もはやエース」「7勝なのやばすぎやろ」「ほんと今シーズン素晴らしい」「タイガースが誇るエースだよ」「凄い投手になった」「最多勝いける」「優勝ならMVP」とコメントが並ぶ。圧倒的な存在になりつつある25歳。今後の投球も楽しみだ。

(Full-Count編集部)

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