ヤ軍で別人となった元ハム助っ人に「謝らなきゃ」 想定外の躍動にNYファンが手のひら返し
元日本ハムのトンキンがヤ軍で躍動している
元日本ハムでヤンキースのマイケル・トンキン投手の“変身”ぶりに米が驚愕している。3度の“戦力外”を経験し、4月22日に加入したヤンキースでは13試合登板で1勝1敗、防御率0.93と躍動。入団前に酷評していたファンは「彼に謝らなきゃダメだね」と“猛省”している。
34歳右腕は2018年に日本ハムでプレーし53試合に登板。12セーブ、24ホールドをマークした。前日8日(日本時間9日)の本拠地・ドジャース戦に2試合連続で登板。大谷翔平投手との対戦はなかったが、6回途中から1回2/3で無安打無失点。6試合連続無失点と安定した投球を見せた
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」が公式X(旧ツイッター)に「マイケル・トンキンは、今季ヤンキースで13登板で防御率0.93を記録している」と投稿。さらに、ヤンキースに入団する前、今季メッツとツインズで合計6試合に登板し防御率6.00だったことに言及していた。
トンキンは昨年12月にメッツと1年100万ドル(約1億5000万円)で契約。開幕から3試合登板した後の4月5日にメッツからDFA(事実上の戦力外)となり、9日からツインズ、17日から再びメッツと渡り歩いた。22日には今季3度目のDFAを受けてヤンキースへ。ひと月で3球団に所属する激動の4月を過ごしていた。
ヤンキース入団後に好投を続けていることにファンも驚愕。SNS上にはマット・ブレイク投手コーチを称賛する声もあり、「マット・ブレイクの伝説」「マット・ブレイクは魔法使いだ」としていた。トンキンについても「このシリーズ最大のハイライト」「彼に敬意を」「私は彼に謝らなきゃダメだね」「最近では(守護神の)ホームズより彼の方を信頼している」といったコメントが並んだ。
(Full-Count編集部)