大谷のライバルがドジャースへトレード? 米メディア提言…最強打線にある“弱点”

ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.【写真:Getty Images】
ホワイトソックスのルイス・ロバートJr.【写真:Getty Images】

ロバートJr.のトレード先候補の一つにドジャースが挙げられた

 昨季、シーズン途中までドジャースの大谷翔平投手と本塁打王争いを演じたホワイトソックスのルイス・ロバートJr.外野手がトレード候補に挙がっていると米複数メディアが報じている。そんな中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は候補の一つにドジャースを挙げた。

 26歳のロバートJr.は昨季145試合に出場。38本塁打、80打点をマークした。米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はホワイトソックスは「トレードする意思がある」と報じていた。

「ブリーチャー・レポート」は「彼のこれまでの全体的なパフォーマンスから、そして特に2023年の実績から、彼が、エリート中堅手になる能力があることは分かっている」と言及。候補としてドジャースを2位に挙げた。

 ドジャースはここまでムーキー・ベッツ内野手や大谷、フレディ・フリーマン内野手らが予想通りの活躍を見せている一方で、「その他の状況はあまり良くなく、控えめに言っても、中堅はこのチームの弱点の一つ」と言及。昨季23本塁打を放ったジェームズ・アウトマン外野手も不調でマイナー降格し、主に中堅を守っているアンディ・パヘス外野手も「未完成」と綴った。

 一方で、ロバートJr.については「キャリア通算で三振数が四球数を316も上回り、過去4シーズンのうち3シーズンは多くの時間を故障者リストで過ごした」と欠点についても挙げている。ホワイトソックスが「トレードの見返りとして質と量の両方を求めるのであれば、このオファーでは期待に添えないだろう」とみている。昨季38発を放った26歳が大谷と共闘する日は来るのだろうか。

(Full-Count編集部)

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