愛弟子が語るイチロー氏の“素顔” まるでコメディ俳優「最高のジョークを飛ばしている」
マリナーズのロドリゲスが語るイチロー氏「比較対象さえいない」
マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が10日(日本時間11日)、MLBネットワークで放送された「Intentional Talk」に出演。“師匠”でもあるイチロー氏(球団会長付特別補佐兼インストラクター)の素顔を明かした。「あの年齢で、彼がしていることをやっている人は見たことがない。比較対象さえいない」と感心していた。
23歳のロドリゲスは2022年に打率.284、28本塁打、75打点、OPS.854をマークし、新人王を獲得。同年にマリナーズと最大17年4億7000万ドル(約733億円)の超大型契約を結んだ。今季はここまで68試合に出場し、打率.268、5本塁打、25打点、14盗塁の成績を収めている。
イチロー氏とは2019年の春にロドリゲスが写真撮影をお願いしたのをきっかけに“師弟関係”が続いた。2021年には当時21歳のロドリゲスと48歳のイチロー氏が毎日キャッチボールを行っていた。
ロドリゲスは同番組内で「信じられないほど素晴らしい人。野球史上屈指の選手。彼を見ているだけで、彼がしていることを見るだけで学ぶ点が多い。引退後も、年齢もあるのに、今でも今でもすべきことを淡々とやっている。あの年齢で、彼がしていることをやっている人は見たことがない。比較対象さえいない」と語った。
さらにクラブハウスでは意外な一面も。「コメディ俳優のように面白んだよね?」という質問に対し、「間違いなく楽しんでいるね、毎回。常に真面目だと思っている人が多いけれど、彼は球場に来ることが大好きだし、選手たちと楽しんでいる。いつだって最高のジョークを飛ばしてる。彼がいると楽しい」と素顔を語っていた。
また、ロドリゲスは日本についての思いも明かした。東京五輪ではドミニカ共和国代表として来日しているが、「日本に行きたい。文化などについてもっと学びたい。日本のファンなんだ」と熱望していた。
(Full-Count編集部)