薬物陽性で契約解除も「助けになった」 メジャーで大成…元助っ人を変えた日本での日々
元オリックスのメネセスが明かした日本での日々
ナショナルズのジョーイ・メネセス内野手がロッテの佐々木朗希投手のメジャー行きに太鼓判を押した。ワールド・ベースボール・クラシックでは2打席対戦し無安打だった。「彼はメジャーに来ると思う。いつ彼がこれるかまでは僕にはわからないけどね」と話した。
メネセスは2018年オフにオリックスに加入したが2019年6月にドーピング検査で陽性反応が出て1年間の出場停止に。そのまま自由契約となった。それでも「一つ選ぶのは難しいね。ファンは選手たちに敬意を払う。日本にはいいことがたくさんあるから、一つに絞るのは難しいよ」と感謝する。
その後はマイナーを転々とし、2022年にナショナルズと契約したらそれが転機に。8月に56試合に出場し打率.324、15本塁打をマークすると、翌2023年は154試合に出場しレギュラーを勝ち取った。
「マイナーやウインターリーグ、そして日本でプレーした時間。私にとってそう言った時間がメジャーリーグでプレーするために、助けになったと思う」。苦難の日々にも感謝する。
メネセスは昨年3月のWBCで佐々木と対戦。2打席に立ち、空振り三振と左飛だった。「直球が100〜102マイル出ていたりするし、彼はメジャーに来ると思う」と対戦を心待ちにしていた。