ヤ軍の天才25歳は“大谷超え”800億円契約か 球団幹部の調査で判明「新記録だ」

ヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】
ヤンキースのフアン・ソト【写真:ロイター】

ヤンキースのソトが今オフにFAになる

 今オフにFAとなるヤンキースのフアン・ソト外野手の契約にメジャーが注目している。米スポーツ局「ESPN」のケイリー・マクダニエル記者が球界幹部、代理人、そして球界関係者の合計28人に調査。最大で10年6億5500万ドル(約1029億円)を予想する人もいた。

 25歳のソトは2018年に19歳の若さでメジャーデビュー。翌2019年には打率.282、34本塁打、110打点の成績を収め、世界一に貢献した。2022年途中にパドレスへ移籍。今季はヤンキースと3100万ドル(約48億7000万円)で契約に合意。年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約47億1000万円)を抜き、史上最高額となった。

 11日(日本時間12日)に同局が「FAを迎えるフアン・ソトの契約をMLB専門家が予想」で記事を公開。「彼の代理人はスコット・ボラスだ。つまり、球界最高の打者の1人(もしくは最高の打者)が、球界で最も有名なチームで現在プレーしていて、全盛期を迎える状態で、球界で最も交渉が突き抜けている代理人を抱えている」と現状を綴った。

 幹部への調査で最も多かった予想は5億ドル(約786億円)~5億9900万ドル(約941億円)。最高額は10年6億5500万ドル(約1029億円)、平均予想は11.6年、4億8250万ドル(約758億円)、平均年俸4140万ドル(約65億)だった。

 大谷は昨オフ10年7億ドル(約1100億円)で契約を結んだが、後払いを考慮した上での現在の貨幣価値は4億6000万ドル(約723億円)。同メディアは「3億ドル以上の契約を結んだジャッジ、シーガー、コール、ヤマモトの契約は優に超えるだろう」と言及。続けて「61%(28人中17人)が最低でも5億ドル以上の契約を今オフ結ぶと予想したことになる。これは、現在の価値に換算するとオオタニを超えて新記録だ」と、大谷超えの可能性も示唆していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY