消えた優勝…阪神25歳に脱帽「運の尽き」 TJ手術→沢村賞も射程圏、パ圧倒の「35.1」

阪神・才木浩人【写真:小林靖】
阪神・才木浩人【写真:小林靖】

阪神の才木浩人が35回1/3を無失点、交流戦は3勝0敗&防御率0.38

 阪神の才木浩人投手が、交流戦を好成績で終えた。16日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦に先発登板し、7回5安打1失点でリーグ単独トップ8勝目。7回先頭で近藤にソロを浴びるまで、35回1/3を無失点に抑えていた。

 ソフトバンクにとっては、交流戦の優勝がかかった大事な一戦。しかし、初回の4点は、才木に充分すぎる援護になってしまった。4回まで毎回走者を背負うも、要所を締めて無失点。5回は3者凡退、6回は3者連続三振と流れに乗った。

 7回117球を投げる力投で、パ・リーグ最強のソフトバンク打線も沈黙。交流戦は、楽天の単独優勝が決まった。才木は交流戦3先発で3勝0敗、防御率0.38の成績を残しMVPの候補。リーグでも勝利と奪三振の2冠で沢村賞も狙えそうだ。

 2020年に右肘の内側側副靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、2022年に復帰した。苦労もした右腕にSNS上でも反応。「ただただ化け物。沢村賞いただきます」「メジャーに行っちゃうんだろうな」「ソフトバンク、最終戦の大事な一戦に相手が才木やったのが運の尽きすぎた」との声があがっている。

(Full-Count編集部)

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