大谷翔平は「惑星で1番の選手」 被弾左腕の“失意”「分からない、分からない、分からない」
打たれたゴンバー…失投は「許してくれない」
■ドジャース 11ー9 ロッキーズ(日本時間19日・デンバー)
ドジャース・大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦での6回の第3打席で今季のMLB最長となる476フィート(約145.1メートル)の特大20号ソロを放った。被弾したオースティン・ゴンバー投手は「彼はこの惑星で1番の選手」とすっかり意気消沈していた。
大谷は先頭打者で迎えた6回、カウント2ボールからゴンバーが投じた甘く入った83.9マイル(約135キロ)のスライダーをとらえた。初速113マイル(約181.9キロ)の打球は中堅フェンスを越えて、“森林ゾーン”に飛び込んだ。
メジャー通算31勝の30歳左腕は打たれた瞬間、あっという間にはるか頭上を超えていった打球をチラッと見上げると、もはや着弾を見送ることなく背中を向けた。試合後、大谷への攻め方について「彼はスライダーを打った。わからない。わからない。わからない」と、うんざりした様子で振り返った。
試合前までの大谷との対戦成績は8打数3安打の打率.375。1本塁打3打点で長打率1.000でOPS1.375と打ち込まれている。ゴンバーは「彼は私に対していい対戦成績を残している。わからない。(抑えられる)提案があれば、聞くよ。最初の2打席はいいピッチングができたと思う。特に最初の打席。ゴロ(二ゴロ)に抑えて、その次の打席もゴロ(一ゴロ)に打ち取った」。
それでも3打席目で特大弾を浴びた。「彼はこの惑星で1番の選手だ。スライダーが真ん中にいってしまい、失投になってしまった。(そこに投げたら)許してはくれない」と脱帽していた。
(Full-Count編集部)