阪神21歳が「光、明日、希望、神」 超美技に甲子園熱狂…1人でチームの“1/3”量産
阪神・前川右京が攻守で存在感を発揮している
阪神の高卒3年目・前川右京外野手が18日に甲子園で行われた日本ハム戦で、ガッツあふれる美技を披露。打撃でも好調を維持する逸材にファンから「阪神の希望」「伸び代しかない」といった声があがっている。
日本ハム戦に「5番・左翼」で出場した前川は0-0の2回1死の守備で、水野達稀内野手が放った左翼線方向への飛球に猛然とダッシュ。ラインに到達した辺りで勢いよく飛び込んでキャッチ。体はエビ反りとなったが、掴んだボールは離さずに左邪飛とした。
2021年ドラフト4位で智弁学園高から入団した21歳に甲子園のファンは大歓声。興奮気味に立ち上がって拍手を送るファンの姿もあった。
この日は守備でファンを魅了したが、打撃でも存在感を示しつつある。交流戦では53打数15安打の打率.283、満塁弾など2本塁打12打点をマークした。チームの交流戦での総得点が38。前川1人でほぼ1/3を稼いでいた。
チームは交流戦を7勝11敗の10位で終え、レギュラーシーズンでは2位ながらも首位の広島に2.5ゲーム差をつけられている。それだけにDAZNが公式X(旧ツイッター)に前川の好守の映像を投稿すると、ファンからは「主人公になりつつある」「存在あまりにも大きすぎる」「俺たちの光、明日、希望、神」「最高かよ」「キレッキレ」と期待のコメントが寄せられていた。