残り1枠…無双左腕が「支配下に近い」 屈辱の1回10点→防御率1.17、中日25歳に騒然
中日・近藤が昨季の“悪夢”を払拭…支配下入りを目指す
中日の育成契約、近藤廉投手が2軍で結果を残し続けている。支配下だった昨年のDeNA戦で1イニング10失点という悪夢を経験し、今季は育成契約として再出発。ここまで2軍で24試合に登板し、防御率1.17の内容にファンも「支配下に近い」などと期待を寄せている。
近藤は2020年ドラフトで札幌学院大から育成1位で入団。ルーキーイヤーの2021年3月30日に早々に支配下登録選手に“昇格”した。
未勝利のまま迎えた2年ぶりの1軍登板となった昨年8月25日のDeNA戦で9回にマウンドにあがると、8安打を浴びるなど62球を投げて、屈辱の10失点。そのまま2軍に降格してシーズンを終えた。防御率72.00のシーズンとなった。
今季は育成契約選手として再スタートすると、ここまで2軍24試合で2勝負けなし。20イニング以上投げている中継ぎ投手のなかではウエスタン・リーグで2位の防御率1.13を残している。好投が光る25歳左腕にSNS上のファンは「去年とは別人」「すごいピッチャーになれる」「1軍上がってきて良い水準」「普通にえぐい」「リベンジめっちゃ見たい」「無双してるじゃん」との声をあげている。
中日の支配下登録選手は現在69人。上限の70人まで残り「1」となっている。中日の投手陣でいえば、先発の21歳育成右腕、松木平優太投手が12試合で7勝3敗、防御率1.85の成績を残しており、松木平の支配下を望む声もあがっている。果たして、どうなるのかファンも注目している。
(Full-Count編集部)