大谷翔平、首位打者まで「.003」も…“珍ヒット”で浮上を逃す 6厘差に4人の大混戦
プロファー、大谷、アラエス、オズナと実力者が6厘差にひしめきあう
ドジャースの大谷翔平投手が、リーグ打率トップまであと少しに迫っている。20日(日本時間21日)に敵地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、21号ソロを含む3打数1安打1打点2四球。打率.318とし、パドレスのジュリクソン・プロファー外野手の.321に次ぐ、リーグ2位につけている。
左腕のタイ・ブラック投手と対戦。4球目に真ん中へ入ってきたシンカーを捉えた。バックスクリーンへの打球に中堅手がジャンプするも届かず。打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)。打者天国のクアーズフィールドでリーグ単独トップを奪い返し、敵地を沸かせた。
ドジャースの試合後の時点では、プロファーと同じくパドレスのルイス・アラエス内野手に次ぐ3位だった。しかし、アラエスは20日(同21日)に本拠地で行われたブルワーズ戦で、4打数無安打1四球。打率.315まで落とし、大谷とブレーブスのマルセル・オズナ外野手に抜かれて4位に転落している。
また、プロファーは無安打で迎えた7回の第4打席。1死一塁から放った打球は左直と思われたが、左翼手のイエリッチが打球を見失って適時二塁打となった。5打数無安打なら大谷が首位打者に浮上していたがお預け。トップのプロファーから4位のアラエスまで、実力者が7厘差にひしめく大混戦となっている。
(Full-Count編集部)