バウアーは「戻ることを許させるべき」 MLB239勝左腕が“擁護”…「みんな恐れている」
バウアーのMLB復帰にウェルズ氏「そう願うよ…」
昨季にDeNAに所属していたトレバー・バウアー投手は現在、メキシコ・リーグのメキシコシティー・レッドデビルズでプレーしている。米メディア「FOXニュース」は「元スター選手、トレバー・バウアーがMLBで再びチャンスを得ることを願う」と報じている。
バウアーの法的問題がクリアになった今、元ヤンキースのスター、デビッド・ウェルズ氏は「Fox News Digital」に対し「2020年ナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞者(バウアー)にセカンドチャンスが与えられるべきだと考えている」と語っている。
MLB通算239勝を誇るウェルズ氏は「そう願うよ……。みんな恐れているんだろうね」「彼はとんでもない投手だった。彼は(MLBに)戻ることを許させるべきた。過去にも過ちを犯して、問題になった選手はたくさんいたけど、彼らには2度目、3度目、4度目のチャンスが与えられた」などと言及している。
さらにウェルズ氏は「なぜ、彼に賭けてみようと思わないのか? もし私がオーナーで、彼の才能を理解していて、彼がチームの邪魔にならず、登板してくれるのあれば、なぜ彼にもう1度チャンスを与えようとしないのか?」とも言及。「スポーツの世界では(アスリートが)悪い連中に標的にされることがよくある。自分の行動の痕跡を隠して、正しい判断を下せるようにならなければならない。男だろうが女だろうが関係ない」などとも話していると報じられている。
米地元紙「ニューヨーク・ポスト」では「今季バウアーはメキシカンリーグで11試合に先発登板し、9勝0敗、防御率1.56という素晴らしい成績を残している。直近の登板では19奪三振を記録した」と報道している。
バウアーはドジャースに移籍した2021年に性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、194試合の出場停止処分などを受けた。不起訴処分となったが、処分が明けてもメジャーには復帰できていない現状が続いている。
(Full-Count編集部)