現役ドラフトで“大変身”に「誰ですか」 衝撃の3連続K…元ドラ1に「来てくれてありがとう」
DeNA・佐々木千隼が中日戦で2回無失点…今季は7登板で防御率2.08をマーク
■DeNA 5ー1 中日(28日・バンテリンドーム)
現役ドラフトからまた“お宝”が誕生か。DeNAの佐々木千隼投手は28日、バンテリンドームで行われた中日戦の8回から登板。2イニングを無安打無失点に抑えてチームの勝利に貢献した。なかでも8回は驚異の3者連続奪三振の快投を披露。「来てくれてありがとう」「奪三振マシーンと化してるわ」とファンも驚きを隠しきれていない。
5-1の8回からマウンドに上がった佐々木は、先頭の龍空内野手からフォークで空振り三振を奪うと、続く代打・高橋周平内野手もフルカウントからスライダーで空振り三振。福永裕基内野手の打席でも同じく3-2になったが、今度はストレートで空振りを奪い、3者連続空振り三振で中日打線を見事に封じた。
続く9回にも登板し、危なげない投球で3者凡退。今季2ホールド目をマークし、7登板で防御率2.08、奪三振率7.27と見事に結果を残している。新加入右腕の快投を見たファンからは「まじで横浜来て突然奪三振力向上してるやん」「むっちゃいい」「現役ドラフトで取れて良い選手ではない」「こんな三振取れるって誰ですか」と称賛の声が上がった。
佐々木は2016年ドラフト1位で桜美林大からロッテに入団。2021年には救援として54試合の登板で8勝1敗、26ホールド、1セーブをマークしていたが、以降は徐々に登板機会を減らし、昨年の第2回現役ドラフトでDeNAに移籍した。ドラフト会議ではDeNAを含めた外れ1位で5球団が競合。“逸材”が7年越しに実現した横浜の地で新たに花開こうとしている。
(Full-Count編集部)