大谷翔平、26発でいまだゼロの「3&4」 オズナと開いた3差…3冠王へ求められる荒稼ぎ

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が26号も3ラン以上はいまだゼロ

 ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ジャイアンツ戦で2戦ぶり26号ソロを放った。ここまで打率.323、26本塁打でリーグトップ。3冠王も射程圏内だが、打点だけはマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)の67打点と5打点差をつけられている。

 今季の大谷の本塁打を見ると、26本中ソロが16本、2ランが10本。3ラン、グランドスラムは1本もない。対してオズナは21本中、ソロが10本、2ランが4本、3ランが7本。本塁打数では5本差をつけている一方で、本塁打で稼いだ打点は大谷が36、オズナが39と逆転されている。

 ベッツが左手を骨折してから1番で起用されている大谷と主に3番、5番で起用されているオズナでは走者を貯めての打席数は異なる。一方で、今季の大谷の状況別打撃成績を見てみると、走者を2人貯めている打席では38打数10安打で打率.261、満塁では5打数1安打の打率.200と打てていないのも事実だ。

 大谷は16日から26日(同17日〜27日)の間に球団記録となる10試合連続、17打点をマークし、トップを猛追している。逆転で3冠王を獲得するには残すは、走者を貯めての特大な一発か。荒稼ぎで一気に逆転したいところだ。

(Full-Count編集部)

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